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zoom RSS 意見その3

<<   作成日時 : 2018/02/23 14:21   >>

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【意見その3】
大きな災害が発生すると、一時的にせよその地区の住民が避難所生活を余儀なくされる場合がある。
発災直後は生命の安全を確保することが第一の目的となるため、
避難所での生活といった「住環境」を問題にすることはないだろうし、
個人差があるだろうが、その生活が1週間程度までであれば、さほど大きな問題にはならないかもしれない。
しかし、避難所生活が長期化すると、様々な問題が生じ始める。
食事や入浴やトイレといった問題だけではないことが深刻さを増す。「プライバシーの確保」である。
避難所には被災者だけでなく、被災地救援のために駆けつける行政の職員やボランティア、
そういった初対面の人たちが大勢いる中で、自分の生活をさらけ出すことは多くの人にとって大変な苦痛となる。


最も弱い立場に置かれる存在として、乳飲み子を抱えた若いお母さんや着替えをしたい女性、生理中の女性など。
母親用の授乳のためのスペースは避難所には準備されておらず、
母親は日に何度となく、人目をはばかりながら授乳せざるを得ない。
また、昼夜の区別なくなく泣きやまない赤ん坊によって周囲の冷たい視線にさらされることもある。
一方、被災者が受けたショックや不安などを察すると、そういう反応をしてしまうことも一概に非難できないだろう。

また、女性が着替えをしようとしても視界を遮るものがないため、トイレの中で着替える人が出てくる。
狭く、ただでさえ混み合う女性トイレの中での着替えを強いられ、また生理の時であっても、
トイレ待ちの長い列に並んで順番を待たなくてはならない、そういった女性たちも避難所の弱者となり得る。

さらには、疲れきって仕事から避難所に「帰宅」する人も、疲れを癒すスペースがない厳しい生活を強いられる。
避難所で一人当たりの占有スペースは、横になれる面積に洋服の収納ケース2個分程度という場合もあり、
そこで自宅から持ち出した荷物や救援物資とともに「生活」せざるを得ない。
そういう「住環境」で一番多いトラブルは「いびき」である。家族との間でさえケンカの原因にさえなるのに、
赤の他人のしかも極端にプライバシーが確保されない状況では、相当なストレスとなることは想像に難くない。
夜眠れずに体調を崩し、入院するお年寄りも多くいるのが現実だ。


こうした例は少数派、特殊とみなしていいのだろうか。
残念ながら、避難所生活を送っていく中では様々な場面で誰もが弱者となり得る。
多くの被災者が個々の事情に関係なく同じ条件で共同生活を送らなければならないこと、
しかもプライバシーが確保されないからだ。
厚生労働省の規程は各避難所には間仕切りを設置するようになっているほか、
ダンボールメーカーの一部では移動可能な軽量の間仕切りも製品化されているが、
実際の災害で果たして生かされただろうか。

運用上は全ての避難所に行き渡らせるという公平さを優先させるという配慮もあり、活用に難しさもあるようだ。
一方、個人では避難所での共同生活を送る上で「トラブルは極力避けなければ」という遠慮が、
ただでさえやりきれない思いに追い討ちをかけることもある。個人が間仕切り用に段ボールを調達してきても、
実際には周囲の視線を気にして使わないでいることもあるという。

こうしてみると、避難所は屋根と食糧があれば十分ではないことが分かるだろう。
「自宅が倒壊したから避難所へ行く」という発想を変えてみるのも大事だ。
自宅が倒壊しないよう耐震補強をしたり、火災が発生しても初期消火ができるように準備しておくことも大切だ。
阪神・淡路大震災では死因の約8割が圧死ということを考えれば、耐震補強は家族で話し合ってみる価値はある。
火災対策は地元の消火訓練などに参加して消火器に慣れておくことも重要だろう。
自身や家族のみならず親戚や友人・知人にも呼びかけて防災用品を大量に購入しておく方法もある。

また、普段から近所付き合いや親戚とひんぱんに行き来しておくことで、
いざというときに自宅の代わりに滞在させてもらえるような関係を築いておきたい。

インターネット「ads by Google」より拾った意見についてはこれでひとまず終わりとします。

次回は、避難所生活とボランティアについて考えてみます。

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